社会保険労務士の説明


よく間違われますが,生命保険の勧誘員(日生のおばちゃん)ではありません。

正確にいうと,会社の社会保険(厚生年金,健康保険),雇用保険,労働保険,および,労務管理の専門家が社会保険労務士(以下,社労士)です。

税務関係の専門家である税理士と対比するとわかりやすいでしょう。税理士は会社(または個人)のお金の流れを把握し,税金の計算をします。経理に関するコンサルティングをする税理士もいます。

一方,会社の従業員に関する管理をするのが社労士です。

会社の運営にとって,人とお金が2大要素であることはいうまでもありません。会社の部署で分けると,経理部門が税理士で,人事・福利厚生・教育部門が社労士の領域になるでしょう。

社労士の主な仕事は,

等に分類できますが,人が相手だけに,細かくみていくと仕事の種類は多岐にわたり,とても書ききれるものではありません。

まとめ

税理士
社労士
管理するもの
お金
関係する官公署
税務署
労働基準監督署,公共職業安定所

社会保険事務所
会社の部門では
経理,財務
人事,福利厚生,総務,教育
関係する法令
商法など
労働基準法,労災保険法など

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